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モノづくりの仕事に携わっていて、疑問に思っていることがあります
　それは【品質】に対するモノです。
　当社は機械部品の受託加工もしていますが、時々「納品してもらったモノに傷がある」と、御客様に指摘されることがあります。これた確かに気付けなかった当社のミスではあるのですが、一方で複雑な思いもあります。
　それは実は、あまりこうした仕事をしている当事者が語るべきではない事なのですが、SDGsが広く知られるようになってきた今なら、少しは理解してくれる人がいるかも？と考え、思い切って書いてみます。
　複雑な思い、とは、先に書いた【製品にある傷】を理由として再製作になってしまう、こうしたモノづくりの世界では「常識」に近い商習慣についての思いです。
　誤解を恐れずに言えば「機能上は問題ないので使える」のに、「お前のところはそんなモノを納めるのか？」と言われたくない為、再製作に応じざるを得ません。
　でも、野菜や果物は、必要な機能として栄養やおいしさがキチンとあるのなら、最近はそれを活かそうと言う動きが出てきていたり、